こんにちは、写真家のこばやしかをるです。外に出かけて汗をかくのが気持ちの良い季節。撮影シーズン到来! ですね。
実は、秋は写真コンテストのハイシーズンだってご存じでしたか? 写真コンテストの締め切りは10~11月に設定されていることが多いんです。
今まさにその時期にあたりますが、「初心者だし・・私にはまだ気が早いかな。」なんて思っていませんか?
コンテストへの応募も写真のステップアップ方法のひとつ。
気になっているなら、ぜひ挑戦してみましょう!
写真コンテストは全国各地で年間を通して行われていて、被写体別、テーマ別の外にも、地域・自治体別、カメラやレンズ指定、企業主催、はたまたスマホやSNSの画像で応募できるものまで、ハードルの低い入門~ハイレベルな歴史的コンテストまで多種多様。
全員の作品を掲載・展示する公募式もあり、今や誰にでもチャンスのある気軽なものとなっています。
コンテストに応募するには?
自分が応募したいテーマのコンテストをまずチェックしてみましょう。SNSでの公募もたくさんありますし、こんな専門サイトもあります。
▼「登竜門」日本最大級のコンテスト情報サイト
http://compe.japandesign.ne.jp/category/photo/
▼Picru(ピクる)
https://www.picru.jp/
よく利用する企業、メーカー、旅行会社、ホテル……なんていうところもチェックしましょう。
応募してみたいコンテストが見つかったら、
- まずは慌てず、応募要項・応募の規定をチェック!
自分の応募したい作品、内容がテーマに沿っているか、該当するかを確認しましょう。 - 締め切りに間に合うか?ここも一番初めに要チェック
応募準備の目安は、締め切り一週間前までなら間に合います! - データで応募なのか、プリントで応募なのかも重要
応募票が必要な場合は必ず提出します。応募票の項目はもれなく記載しましょう。 プリントで応募の場合はプリントサイズも規定に合ったものでないとなりません。必ず確認。
応募票の送付の仕方も様々なので、ここをしっかりと!
自分で写真を選べないときは?
どの写真にするかを迷ったら、まずは2Lサイズに候補作品を一通りプリントしてみましょう。一枚に絞り込まないことが大事です。
ここで、前回ブログでお伝えしたように「補正なし」でプリントしておきます。こんな時こそ、ネットプリントを活用してたくさんプリントをしましょう。
そして、プリントが届いたら自分以外の人に見せましょう。ここが重要! 家族は一番厳しい審査員(笑)ズバッと的確なアドバイスを客観的にしてもらえますよ。
写真教室に通っているなら講師や仲間に見てもらうのが一番早道。 自分が伝えたかったことが伝わっているかきちんと確認しましょう。仕上がりのイメージになるようにプリントに指示をもらうことも大事です。
このプリントとデータを持って、写真屋さんに仕上がりの相談へ行きましょう。応募規定のサイズに仕上げてもらいます。
ここで、「コンテスト応募用に仕上げてもらいたい。」と、きちんと意図を伝えることが大事です。
審査員が見るのはまずプリントの美しさ、仕上がりであること。どんなによい写真でも、プリントが悪ければその魅力は伝わらないのです。
プリントの仕上がりには数日~一週間程度かかる場合もありますので、余裕をもって相談に行きましょう。
タイトルもじっくり考えて
プリントが仕上がるまでに、じっくりタイトルも考えましょう。
タイトルで写真の説明をしている方を見受けますが、文字にしてしまっては台無し。
あくまでも撮影者がなぜその写真を撮ったのか、何に感じてシャッターを切ったのか、「伝わるタイトル」がカギです。
日本フォトコンテスト協会・応募のルールとコツも参考にしてみてはいかがでしょうか。
今は、誰もが写真を撮れる時代。傑作は思いがけずあなたが撮影された写真かもしれません。
気軽に挑戦してみてくださいね!
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