こんにちは。当ブログの取材を担当している写真家のこばやしかをるです。
先日、6月5日(火)・6日(水)の2日間パシフィコ横浜で開催されていたプロ機材&フォトセミナー最大スケールのPHOTO NEXT 2018に行ってきました。
プロ機材&フォトセミナー最大スケールのイベントなんて聞くと敷居が高そうですが、入場無料でどなたでも参加可能なイベントなのでご紹介いたしますね。
まずは、富士フイルムブースに立ち寄り、フジデジタルピクチャーズでも使っている写真プリントの機械 富士フイルム「フロンティア」を拝見。写真屋さんでもお見かけする高画質プリンターです。この機械で皆さんの写真がプリントされているんですよ。
左側のPCはプロ仕上げのときに色を調整するための専門ソフトが入っています。
プロ仕上げは、熟練したオペレーターが1枚ずつ丁寧に色調補正を行い、適切な色合いでプリントをするサービスです。
そのほか、富士フイルムのブースでは人気のデジカメやチェキの最新機種をタッチ&トライできたり、スマホプリントを試せたりと盛りだくさんでした。
PHOTONEXT会場の中には、写真をプリントして飾るヒントがたくさんありましたので一部ご紹介いたします。
日頃のスマホに入っている写真たちは、Lサイズにたくさんプリントして柱一面ランダムに飾ったり、
カワイイ衣装のお子さんの写真は、古い洋書を見開きで貼り付け、その上にマットで縁取ったプリントを貼り付けていたり。
“フレームは最後に選ぶものではなく、最初に選ぶものです。”
そんなフレーズとともにたくさんの写真が飾られていました。
フレームの形も、写真のサイズも大小様々ですね。小さな写真も見せ方次第で素敵な作品に仕上がります。前回取材させていただいたギャラリーナダールさんのお話を思い出しました。
いつもはスマホやPCの中にしまったままの画像も、こうしたイベント会場でプリントを試せたり、飾り方、見せ方のヒントをもらったりすることで、自分でも形にしてみよう!という気になれます。
他にも、思い出の記念写真を撮ってくださる、写真館のスタジオカメラマンのセミナーも各ブースで開催されていました。
しばしお話しを伺っていると、みなさんの大切な思い出となる写真には、プロフォトグラファーの真剣な想いが詰まっていることが伝わってきます。
また、一瞬のためのスタジオの設備も万全で、工夫が凝らされていました。一枚の写真の価値が高まっていくことを感じられます。
こうした普段聞けないプロのお話しを無料で聞ける機会があるのもこのイベントの良いところ。
次回PHOTO NEXT 2019 は2019年6月18日・19日の2日間 パシフィコ横浜にて開催。10周年を迎えるそうです。
カメラや機材だけの展示や、カメラマン向けイベントではないので、ぜひ皆さんも一枚の写真の楽しみ方や、展示の工夫、プロカメラマンの情熱や現場の裏話などに触れてみてはいかがでしょうか。
きっと生活の中でも写真を楽しむヒントになることがあるはずですよ。
記事・撮影:こばやしかをる
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